アメリカ様のウエルカムパーティーを開こう

アメリカ様のイージス艦が長崎港にお越しになるなるらしい。

イージス艦が来月1日長崎入港 市長、回避へ要請文

県は十九日、米海軍のイージス艦マスティン(九、〇〇〇トン、二百二十五人乗り組み)が三月一日、長崎港に入港すると発表した。被爆地長崎への米艦船の寄港は昨年二月のイージス艦ステッセム以来。
 マスティンは横須賀基地(神奈川県)配備のミサイル駆逐艦。県によると、一月三十一日に長崎海上保安部を通じて長崎入港の情報が入って以降、県と長崎市は「被爆地の市民感情を理解、配慮してほしい」と、政府と米側に入港回避を繰り返し要請した。
 だが、二月十六、十九の両日、県が米側に確認したところ、予定通り入港する意向を示したという。入港目的は「友好と親善のため」としている。出港は三月五日。
 米艦船の長崎入港について、伊藤長崎市長は十九日、「被爆者をはじめ、被爆地の市民の不安をかきたてるものであり、断じて容認できない」などとするコメントを発表。政府や米側に対して再度、入港回避を要請する文書を送った。
 一方、県平和運動センター(中崎幸夫議長)はマスティン入港に合わせて三月一日、接岸場所の小ケ倉柳西岸壁で抗議集会を開く予定。(長崎新聞20007/2/20の記事より引用)

まあ、どういう神経しているのかアカい俺には解らん。この記事を読んだとき、俺の脳内に脊椎反射でアカい毒デンパが渦巻いた。
「なんでわざわざ長崎港に来るんだよ。もしかして嘗めてないですか。喧嘩にはなりませんよ。あんたら原爆落として、まだその世代はしっかり生きてまっせ。「ウレミハラサデ…」の街でっせ。アカの巣窟(何故か変換出来た)でっせ。顰蹙買いに来ましたか?誰も歓迎しませんぜ、旦那…。第一、40マイルも離れてない佐世保に行けよ…。自分らの基地があるだろ…。もし来たら長崎台場から水鉄砲で砲撃してやるからそう思え…」
などと反日勢力ならではの怨嗟の炎をもやしたいた。
怒りにうちふるえていると、天を裂き地を割るような雷鳴が轟き、私の目の前に赤色宇宙から、大天使・レッドイヨマンテが神々しい赤旗を打ち振りながら私の前に降臨されてありがたい預言を頂いた。

「汝ら、彼らを愛せよ。歓迎して、饗宴を催せ。」

そこで、反対している被爆団体や平和団体に提案したいのであるが、マスティン号の米兵さんにウエルカムパーティーを開いてみてはいかがか。現在、ランタンフェスティバルをやっている最中だし、ちょうど良い。

長崎市アメリカ大使に抗議文に返書が届いたそうだ。

在日アメリカ大使館のジョン・トーマス・シーファー特命全権大使から十九日、市に返書が届いていたことが分かった。
 返書では、同艦が予定通り入港するとの姿勢を示したほか、入港理由として、従来の「友好親善」などに加え「日本の安全保障への米国のコミットメントをはっきり示すこと」と記述していた。(長崎新聞20007/2/21の記事より引用)

「コミットメント」を辞書で引いてみると「関与 ; 言質げんち」、commitmentで「約束,言質,義務,責任,献身,傾倒,投獄,勾(こう)留,遂行,犯行.,支払義務」とある。原文をググったが解らず、市役所や被災協に問い合わせするまでも行動力もないので行間の意味が解らない。

  • 日米安保を俺たちは必要としているし、しっかり守ってる事を示す。
  • あえて長崎に来て、安保条約の重要性を知らしめる
  • 単に日本の港に関わらず世界中の友好国の港に儀礼的にまんべんなく習慣として寄港して今回は長崎だった。
  • おらおらおら〜〜米帝様のお通りだぞ。とアカい勢力に威嚇に来た。
  • いや、チャンポンと皿うどんを食べたかったから(^_^)

とか、色々考えてしまう。

県は「港湾管理者として、受け入れ態勢を取るほかない」とする一方、「『米国のコミットメントを示す』という表現は、入港理由では初めて見た」としている。(長崎新聞20007/2/21の記事より引用)

「そうだ、俺たちとイラクとイランに着いてこい。これは日本を“(アメリカと一緒に戦争が出来る)普通の国にしようとするネオコン達の策謀だ〜!!」9条ネットワークとシンクロ率400%を超えて体が溶けそうになる。

まあ、「commitment」が何れの意味だとしても、これは我々アカいお友達にとっては絶好のチャンスではなかろうか。米兵達にも原爆の実相をしってもらう。

そこで、街をあげて彼らのウエルカムパーティーを開こうではないか。彼らを観光バスに乗せて長崎の街の観光地を案内する。卓袱料理・中華料理をごちそうする。長崎検番のお姉さん達の踊りを堪能してもらう。
そして、長崎原爆資料館にご案内して、被爆者の語り部の話を聞いてもらう。
無論、政治的意図は無い。彼らも人の子、我らも人の子である。純真に世界の平和や祖国の愛する家族や朋友の為に戦う米兵達に事実を知ってもらうことで、何かが変わるのでないかと思うのである。
まあ、実現は殆ど不可能に近いかもしれないが。
憎悪の連鎖は有史以来と途絶えた事はない。冷徹な生存をかけた政治と駆け引きと力による封殺なのかもしれない。だが、脳内お花畑のサヨクとしては、人が人としての心をもつ以上、あの悲劇を繰り返さない為にも、我々の記憶を絶やさず、残忍で無惨な死を知らしめることにより、「希望」を持ち続ける事ができるのではと思う。