人が生きていくと言うこと

長崎市で二〇〇三年七月に起きた男児誘拐殺害事件で、児童自立支援施設「国立武蔵野学院」(さいたま市)を退所した加害少年(18)が昨年九月、県職員と九州の里親のところに向かう途中で行方不明となり、数日後に長崎市内で保護され施設に戻されていたことが二十七日、県などへの取材で分かった。県は児童福祉法の理念や個人情報保護の観点から少年の近況や更生状況などを公表していないが、退所後に施設に戻すという事態が発生したことで、更生教育の成果も含めた情報開示の在り方があらためて問われそうだ。

長崎新聞2009年5月28日の記事

http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090528/01.shtml

この逃げた少年とは2003年に長崎市の大橋にあるヤマダ電気店頭から4歳の男との子を繁華街の浜の町に連れ出して立体駐車場からつきおとしてしまった事件だ。その児童福祉施設(児童自立支援施設)に送られたそうだ。今回武蔵野学院を退院
して里親に行く間に自殺しようと逃げたららしい。いや彼は自殺する自分がどこにいるかも何者かも理解出来ないだったんだろう。この、痛々しい魂は彷徨い続けなくてはいけなかった。ていうか少しだけ自由の空気を吸いたかったんだなろ思う。
かれがホントに自殺しなかった事を嬉しく思う。

良心の呵責で自殺したかったそうで。

人を殺さざるを得ない魂でも救える様な社会はやはり必要だ。

さもなくば少しでも規格外の労働者は廃棄処分だからね。

だから彼を里親に持って再教育してくれるのは素晴らしい事だともう。